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なんちゃってカタログ② [牧場&競馬場]

4月26日 中山競馬場で行われたブリーズアップセール。

上場馬 73頭 、売却数 73頭、 2年連続での完売でした。

脅威の売却率100%です。

前回、紹介したゲルニカの08が最高額3000万の落札でした。

 それでは、今回も引き続き展示会から『なんちゃってカタログ』をお楽しみください。 

 

ミスポーラの08  父 スズカマンボの牡馬

ミスポーラ08.jpg

  

イシドリームの08 父 キングヘイローの牡馬

イシノドリーム08.jpg

  

アドベンチャーオンの08 父 スウェプトオーヴァーボードの牝馬

アドベンチャーオン08.jpg

クリノトップレディの08 父 ダンスインザダークの牝馬 

クリノトップレディ08.jpg

 エイシンファンシーの08 父 デビッドジュニアの牡馬
エイシンファンシー08.jpg
 ユーワパンドラの08 父 ジャングルポケットの牡馬
ユーワパンドラ08.jpg

以降も馬を紹介していきたいと思いますが、

さて、今週末は天皇賞 春伝統の長距離レースを征するのは誰でしょう。

そんなわけで?明日から関西に行ってきまーす[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

 
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青い目 [牧場&競馬場]

2010年の競馬も金杯から始まりましたネ

ホント休む暇がないデス(n_n)

1/5 競馬始めのこの日、メインレースはもちろんですが、ある馬に会うのを楽しみにして競馬場に向かいました。

その馬はこのチェリーソウマ くん

0105 097.jpg

このド派手なルックスと、珍しい青い目(魚目(サメ)とよばれてます)の持ち主です。

是非、彼を生で見たかった(笑)

  チェリーソウマ  2007 / 4 / 1  

      父 サクラバクシンオー   母 アトムチェリー

0105 074.jpg

真っ白な顔に、青い目は少しばかり恐ろしげ

もちろん彼はサラブレッド。

とても稀な確立ではありますが、青い目に生まれてくるものもいるんですね。

検索してみたら青い目を持つ、現役馬がもう一頭いました。

ぜんぜん、気がつかなかったんですけど・・・ニシノコンドコソ くん

ニシノコンドコソ 419.jpg

  ニシノコンドコソ   2004 / 4 / 29

      父 カリズマティック    母 ニシノチャペル

光の加減か、青の色合いのせいか・・・チェリーソウマくんよりも地味ですね(笑)

写真を探したら、ちゃっかり青い目が写ってました。

なんで、気付かなかったのか・・・それとも忘れてしまっていたのか・・・???

青い目をしていても、見えかたは普通の馬と同じだそうで(まあ人間同様に当然ですが)

特に競走資質に影響する事はありません。

そして、 もう一頭をご紹介。

一昨年(2008)、印象深かった牧場で見た片目(右目)だけが青い とねっこ さん

0808 142.jpg

青い目をしたとねっこはの表情はどこか普通の仔より大人びて見えました。

牧場の方も初めて見たとおっしゃってました。

0808 149.jpg

いつか、ブログにと思いつつ・・・やっと日の目をみました(笑)

上手くいけば、この仔も今年か来春には競馬場でデビューするはず。

    ※残念ながらお父さんとお母さんの名前を聞き忘れたか・・・忘れたか・・・解らないんです(涙)

でもね、今年デビューの右目だけ青い2歳馬がいたら、きっとこの仔ですよ~

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※いつもご厚意で見学を許可していただいている牧場関係者の皆様へ  

 心より感謝を申し上げます。

 


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2010 [牧場&競馬場]

 

0908 137 (2).JPG

 


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コツコツと [牧場&競馬場]

2009年の秋の天皇賞 

盾を獲得したのは 8歳馬 カンパニーでした。

カンパニー 027.jpg

カンパニー   2001 / 4 / 24                                                                         父 ミラクルアドマイヤ                                                                                母 ブリリアントベリー

8歳での初G1・・・

ふと、この世代のダービー馬ってダレだっけ?

そう、2004年 この世代のダービー馬はキングカメハメハでした

キングカメハメハ 001.jpg

キングカメハメハ  2001 / 3 / 20                                                                        父 Kingmambo                                                                                     母 マンファス

キングカメハメハ 004.jpg 

ダービー後の秋初戦 神戸新聞杯で1着になるも、故障、3歳で引退。

その後は種牡馬となり、既に2世代の産駒たちが競馬場で走っています。

キングカメハメハ 産駒 ゴールデンチケット

ゴールデンチケット 177.jpg

ゴールデンチケット  2006 / 3 / 2                                                                     父 キングカメハメハ                                                                                 母 アグネスショコラ

他の同級生は?

ダイワメジャー(皐月賞)・・・現在は社台Sで種牡馬

スズカマンボ(春天皇賞)・・・現在はアローSで種牡馬

ハーツクライ(有馬記念)・・・現在は社台Sで種牡馬

デルタブルース(菊花賞) ・・・ノーザンホースパーク

ダイワエルシエーロ(オークス)・・・初仔ダイワエルモーサが競馬デビュー予定 

スィープトウショウ(秋華賞)・・・今年、初仔が誕生

ダンスインザムード(桜花賞)・・・既に、2頭の仔のお母さん

 

同級生たちがみな引退し、新しい生活を始めていく中で

カンパニーはひたむきに走り、G1のタイトルに挑み続けた末の栄冠。

カンパニーの父 ミラクルアドマイヤは昨年、種牡馬を退きました。

もしも、この活躍が1年早かったら・・・これも運命なのでしょうが・・・。

そうそう、天皇賞に出走していたコスモバルクもまた同じ年ですね。

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※いつもご厚意で見学を許可していただいている牧場関係者の皆様へ  

 心より感謝を申し上げます。

 

 

 


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輝きは色褪せることなく [牧場&競馬場]

予報よりもずっと悪くなった天候。

5月最後の日、晴れの舞台のはずの東京競馬場付近は午後から、
雨が降り続ける生憎の天気・・・馬場は稍重から重・・・そして不良と悪化

そんな、第76回日本ダービー
栄誉を勝ち取ったのはロジユニヴァース
Congratulation!!
ロジユニヴァース 335.jpg
                              ※皐月賞のパドック 

       ロジユニヴァース  2006/3/11    
                父 ネオユニヴァース   母 アコースティクス
                     

皐月賞を1番人でむかえながら、14着と不可解な負け方をした彼でしたが、
巻き返し、見事にダービ馬となりました。

サニーブライアンから12年ぶりの関東馬のダービー馬誕生であり、
そして、関東に久しぶりのダービージョッキー横山騎手の誕生です。



本日ダービー馬のオンパレードです

12年前1997年のダービー馬 サニーブライアンと 
1993年のダービー馬 ウイニングチケット
0809 797.jpg
              
            ウイニングチケット  1990/3/21
                         父 トニービン   母 パワフルレディ
                 3強(ナリタタイシン・ビワハヤヒデ)で分け合った3冠。
                 ライバル対決は見るものをワクワクさせてくれました。

            サニーブライアン   1994/4/23
                         父 ブライアンズタイム   母 サニースイフト
                 皐月賞馬はなぜか迎えたダービーで低評価。
                 大西騎手がした、逃げ宣言どおりに、ダービーを一人旅。
                 見事2冠を獲得しました。

現在は種牡馬を引退し、北海道浦河の優駿ヴィレッジ アエル で暮らすダービー馬2頭のツーショット。
※サニーブライアンの方が威張ってます(笑)


2000年ダービー馬 アグネスフライト
アグネスフライト 909.jpg

         アグネスフライト 1997/3/2   
                    父 サンデーサイレンス   母 アグネスフローラ
           ダービー3連覇がかかる武豊騎手のエアシャカールを交わし
           アグネスフライトをダービー馬を導いたには兄弟子 河内騎手でした。

                                   
時代を席巻した大種牡馬サンデーサイレンス産駒の最初のダービー馬
1995年ダービー馬タヤスツヨシ
TT 263.jpg
      タヤスツヨシ 1992/4/26
             父 サンデーサイレンス  母 マガロ
      この年の皐月賞はジェニュイン、弥生賞まで世代の主役はフジキセキでした。
      競馬界でサンデー旋風が巻き起こるそんな時代の始まりでした。
                        
                
                                      

3冠馬 皇帝ルドルフ産駒 
1991年無敗のダービー馬トウカイテイオー
0811 トウカイテイオー009.jpg

               トウカイテイオー 1988/4/20
                          父 シンボリルドルフ    母 トウカイナチュラル

               父に続く親子3冠も期待されましたが、骨折で菊花賞は出走出来ず・・・
               親子3冠の夢も散りました。
               しかし、その後も度重なる怪我に負けず、復活・・・私たちを感動させてくれました。                

坂路の申し子 鍛え抜かれた
1992年ダービー馬ミホノブルボン
ミホノブルボン01.jpg

               ミホノブルボン  1989/4/25
                         父 マグニチュード    母 カツミエコー
               鍛え抜かれたマッチョなボディで皐月賞、ダービーと2冠を獲得したミホノブルボン。
               距離の限界で菊花賞は無理とされながらもライスシャワーの2着。
               もしかしたら、いつものように果敢に逃げていたら、3冠もあったかも・・・なんて
               タラレバはないけれど思ったりもします。
                 

2006年ダービー馬メイショウサムソン
meishosamson.jpg
      
           メイショウサムソン 2003/3/7
                       父  オペラハウス    母 マイヴィヴィアン
           前年にはディープインパクトが3冠を達成。
           皐月、ダービーを征したメイショウサムソンにも2年連続の3冠の期待がかかりました。
           残念ながら、3冠はなりませんでしたが、天皇賞 春秋制覇のなど活躍しましたね。
           
          

2002年ダービー馬タニノギムレット
タニノギムレット 778.jpg

            タニノギムレット  1999/5/4
                       父 ブライアンタイムズ  母 タニノクリスタル
            生涯8レース。その中、7レースで1番人気を背負い(2戦目の未勝利戦のみ2番人気)
            1着5回、2着1回、3着2回。
            皐月賞追い込み届かず3着、NHKマイルC不利があり3着。
            最後のレースとなってしまったダービーでそれまでのうっぷんを晴らすかのような末脚で
            ゴールを最初に駆け抜け世代の頂点に。鞍上の武豊騎手はダービー3勝目を獲得。
    
            2007年には娘ウオッカがダービー馬となり、父娘ダービー制覇という稀有な記録を達成。



こちらは記憶に新しい昨年のダービー馬 ディープスカイ
ディープスカイ 253.jpg
                  
            ディープスカイ  2005/4/24
                      父 アグネスタキオン     母 アビ
            2004年のキングカメハメハに続き、NHKマイルCとダービーの連覇という変則2冠を達成。
            秋は菊花賞へは向かわず、果敢に古馬戦線に挑みました。   
            
            この春は古馬の大将の立場。安田記念はどんなレースをみせてくれるでしょうか。


 



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東京優駿 栄光を称えよ Ⅲ [牧場&競馬場]

1995年 エプソムダービー 
      キングジョージ6世&クィーンエリザベスS
       そして 凱旋門賞  

生涯 4戦4勝 ・・・神の馬と謳われた ラムタラ 

そんなラムタラにちなんで  和製ラムタラ・・・なんて言われましたね。

1996年わずか3戦目でダービー馬となったフサイチコンコルド


彼の母、バレークイーンは自らは競馬未出走であったものの、
1992年父・カーリアンの仔を宿して、日本にやってきました。
そのときの仔が後のダービー馬フサイチコンコルドです。

バレークイーンの子供たち(フサイチコンコルドの兄弟)には
カンパニーの父ミラクルアドマイヤ(父・トニービン)や
京成杯等の重賞勝ち馬ボーンキング(父・サンデーサイレンス)
そして、今年の皐月賞馬アンライバルト(父・ネオユニヴァース)がいます。
素晴らしい繁殖成績ですね。



フサイチコンコルド
FC 236.jpg

                           1993/2/11 
                               父 カーリアン
                               母 バレークイーン

                               ’96 日本優駿(ダービー)


自身は、逆体温(朝よりも日中の体温が低くなる)体質や、度々の輸送熱などで
順調を欠きながらもデビューから2連勝、3戦目の大舞台がダービー。
断然の1番人気武豊騎手ののるダンスインザダークを押さえ、見事に世代の
頂点に立ちました。

ダービー以後は2レースを戦い、菊花賞でも3着となりましたが、
これが最後のレースとなりました。
生涯5戦・・・連を外したのは、最後の3着のみでした。


その後は、種牡馬となり、バラスオブゲームやオースミハルカなどの重賞ウィナーを
産駒として送り出しています。
また、現役馬にも地方ダートグレード競走を含めたG1 7勝をしている
ブルーコンコルドやオープン特別などで好走しているヒシカツリーダー、
母の父としても今年のNHKマイルCの勝馬 ジョーカプチーノ がいますね。


ヒシカツリーダー                     ブルーコンコルド
ヒシカツリーダー 120.jpgブルーコンコルド 093.jpg


2009年5月31日 東京競馬場・・・
フサイチコンコルドの弟君 アンライバルトは皐月賞に続き、2冠馬の称号を獲得する為に
ダービーに挑戦します。

さあ、いよいよ競馬の祭典!


 



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東京優駿 栄光を称えよ Ⅱ [牧場&競馬場]

いつかはダービージョッキーに・・・
往年の騎手たちの募る夢の先にあった称号

現在、日本の現役ダービージョッキーは6人

『どうしてこんなに嬉しいのか、自分でもわからなかった』

’87に騎手としてデビューしてから、順調に勝ち星を重ね次々とG1も勝利していた
武豊騎手でさえも、なかなか手が届かなかったダービー。

その武豊騎手がデビュー11年目にして、スペシャルウィークと共に得たダービーの勝利、
その時の言葉です。    

いまでこそ武豊騎手はダービー4勝。

そんな彼が、やっと手に入れた勝利に対する、なんともいえない喜びが、
そして、ダービーというレースの特別さが伝わってくるコメントです。

                                   ※参考 優駿 6月号より

武豊にダービージョッキーの称号を与えた競走馬
1998年のダービー馬スペシャルウィーク
スペシャルウィーク 816.jpg

                             1995/5/2   父 サンデーサイレンス
                                         母 キャンペーンガール
                                            1998  東京優駿(G1) 
                                            1999  天皇賞 春 (G1)
                                                  天皇賞 秋 (G1)
                                                  ジャパンカップ (G1)
                                                        

2005年、オークスとアメリカンオークスを勝ったG1馬シーザリオをはじめに、種牡馬としても活躍中。
今年も、桜花賞、オークスと2冠を達成したブエナビスタ、
そしてダービー馬を目指すリーチザクラウン、トライアンフマーチなど、楽しみな産駒がいますね。


ブエナビスタ                   リーチザクラウン
ブエナビスタ 121.jpgリーチザクラウン 192.jpg

 



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東京優駿 栄光を称えよ Ⅰ [牧場&競馬場]

日常のいろいろな雑用に追われ、
週末は競馬に追われ(?)
気がつけばダービーは目の前・・・


特別な東京優駿(ダービー)
世代の頂点を目指す精鋭が府中の2400M
栄光のチャンピオンディスタンスを走る夢の舞台

今年も選ばれし馬たちがそのゴールを目指す

たったひとつの2009年 ダービー馬の称号を掴むため


その馬の栄誉を称えよ


2001年ダービー馬
ジャングルポケット

Jポケット056.jpg

      1998/5/7     父 トニービン   母 ダンスチャーマー
                    2001年 共同通信杯(G3)
                           ダービー(G1)
                           ジャパンカップ(G1)


2003年よりスタッドイン  
種牡馬としてのスタートを切りました。

種牡馬としても重賞ウィナー、そしてG1ウィナーを送り出してます。

08年菊花賞馬
オウケンブルースリ
081130 366.jpg

08年オークス馬 
トールポピー
トールポピー 285.jpg



 



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気力・体力・時の運・・・ [牧場&競馬場]

いよいよ、次の日曜から春のG1 6連戦が始まります。

第1弾は5/3 京都 淀を舞台に古馬たちの長距離戦 春の天皇賞です。


2005年 春の天皇賞馬 スズカマンボ
スズカマンボ006.jpg
                                   アローSにて

この年の春の天皇賞は13番人気のスズカマンボ 
2着に14番人気のビッグゴールドで決まり、馬連85,020円の高配当をもたらしました。

私の理想としては、例え配当が少なくとも G1は強い馬が強い競馬をして
勝ってくれるガチンコレースってのがいいんですけど、
何が起こるかわからないのが競馬・・・なんですよね。


今年の春天にはどんなドラマが待っているのでしょうか?

楯獲りに照準はOK アサクサキングス
アサクサキングス 612.jpg

前哨戦 3000mの 阪神大賞典を勝ち、順調なアサクサキングス
菊花馬が今年こその楯に挑みます。
得意の京都で1番人気必死かな?


どうにか出走可能?
親子4代制覇 をファンは夢見て応援します ホクトスルタン
ホクトスルタン 118.jpg

ホクトスルタンの父は春の天皇賞馬メジロマックィーン
お爺さんのメジロティターンも曾お爺さんのメジロアサマも春の天皇賞・・・
メジロブランドでないのが少し残念なのですが、彼に覆いかぶさる親子4代春の天皇賞馬の偉業!

少し、彼には重たい夢かもしれませんが、夢を見たい・・・
                              きっと泣いちゃうんだろうな~

そして、スルタンには父メジロマックィーンの血を残す役目を勝ち取って欲しいものです。

がんばれ ホクトスルタン


さあ、スタートです。
最後のゴールまで、体力も気力もそしてお財布の中も持つのでしょうか・・・・???

競馬ファンもハードな戦いが始まります!!


※※※ ※◇※ ※※※ ※◇※ ※※※ ※◇※ ※※※ ※◇※ ※※※ ※◇※ ※※※


【おまけ】

 砂漠に続く夢を終えて・・・

ドバイワールドカップを行なうナドアルシバ競馬場のメインスタンド 
0903ドバイ 022.jpg

そのスタンド越しには隣に現在建設中のメイダンのスタンドが見えます。
0903ドバイ 005.jpg

0903ドバイ 020.jpg

ナドアルシバで行なわれるドバイワールドカップは予定通りならば今年が最後の開催となります。
来年は、新しいメイダン競馬場で行なわれる予定です。
※どうやら、ナドアルシバの競馬場の馬場も壊して、まったくの新しい競馬場を作るようです。
  しかし、来年間に合うの???ってな進行具合なような・・・

金曜の朝の調教風景 カジノドライブ
0903ドバイ 047.jpg

                            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2009年 遠いドバイへ私を誘ってくれたのは 
2頭の牝馬の存在でした。

1頭はもちろん、結果は伴うことが出来ませんでしたが、
デューティフリーに出走した ウオッカ 

そして、もう1頭はナドアルシバの直線の先、4コーナーに眠る1頭の牝馬 
ホクトベガ・・・という存在

0903ドバイ 200.jpg

10年前のワールドカップ、その晴れの舞台はダート路線に転向してから、
破竹の勢いで勝ちまくる彼女の引退レースとして選ばれました。
しかし、意地悪な運命はレース中の事故という最悪の結果を彼女に残しました。

日本へ帰ってくる事が出来なかった彼女が眠るその競馬場を
いつか一目観たかった・・・その場を感じたかった・・・

彼女の事故からから10年
奇しくも、あと年と同じように季節外れの雨にたたられたドバイワールドカップ

最後のナドアルシバで少しだけ、彼女を感じる事ができたように思います。



遠い砂漠の国 ドバイへ 私を誘った 2頭の牝馬に感謝を
そして、エールを・・・
















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1991 あの頃君は [牧場&競馬場]

どんな世界でもライバルがいると勝負の行方はより面白くなるものですよね。
競馬界ももちろん、レースで勝ち負けをしあう、ライバルがいると楽しさが倍増します。

最近では、少し路線が違ってきましたが、牝馬の雄2頭 ウオッカとダイワスカーレットは
常に、どちらが強いのかと話題になるライバル関係といえるでしょう。
ちょっと前では、テイエムオペラオーとメイショウドトウ、
テイエムオペラオーとナリタトップロード、アドマイヤベガの3強のクラッシック、
スペシャルウィークとグラスワンダーとの戦いなど、盛り上がりましたね。

大分昔では、T T G (最近の人は解らないと思いますケド・・・)
トウショウボーイ・テンポイント・グリーングラス の 3強い対決は競馬ファンの心を熱くしました。
(私も、現役は知らないですよ はい (笑))


1991年の牝馬クラッシックも熱く、ドラマティックだった事をご存知ですか?

スカーレットブーケ ・ シスタートウショウ ・ イソノルーブル ・ リンデンリリー ・・・
華やかにクラッシックを彩った名牝たち。

その中の2頭に、先日会ってきました。

シスタートウショウ
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栗毛の美少女だったシスタートウショウも もう20歳になりました。

           1988 年 5/20 生まれ
           父 トウショウボーイ  母 コーニストウショウ
             ※トウショウボーイが残した唯一のG1馬が彼女でした。

前年の89年、3歳(現2歳)チャンピオンに輝いたのは
ダイワスカーレットやダイワメジャーの母であるスカーレットブーケ。
この年の桜花賞は様々な路線から有力馬が駒を進めてきたレベルの高い争いと言われてました。
そんな中、1番人気は連勝中で挑むイソノルーブルでした。
しかし、レースの女神が微笑んだのは強烈な末脚を武器に追い込んできたシスタートウショウでした。

続く、オークスでもは1番人気となったシスタートウショウでしたが、末脚届かず鼻差の2着の後、
屈腱炎を発症し、長い休養に入ります。

復帰後は’93年中山記念 2着 、安田記念 4着と がんばりましたが引退。
生まれ故郷のトウショウ牧場で繁殖牝馬としての第2の生活をスタート。

しかし、シスターの繁殖生活はなかなか順調とはいえないものでした。

初年度のお相手はメジロマックイーン。 
牧場期待の初仔はシンディトウショウという名前をもらった、女の子でした。
しかし、彼女はメラノーマ(黒色種)という病気の為、競走馬になることなくこの世を去りました。

その後も、なかなか活躍する産駒に恵まれる事はなく・・・また、自身が腰の調子が悪いため、
2年前に繁殖としての役割を引退しました。
現在はトウショウ牧場で功労馬として余生を送る毎日ですが、ご覧のとおり、
まだ美しい姿をファンに見せてくれています。

後継、牝馬としてトウショウ牧場さんにはシリウストウショウがいますので、彼女の仔が、
シスターに大きなプレゼントをしてもらいたいですね。


裸足のシンデレラ  イソノルーブル
イソノルーブル 205.jpg

            1988年  3月13日 生まれ
             父 ラシアンゴールド  母 キティテスコ

5戦5勝(うち重賞2勝)でライバルたちを背に、桜花賞で1番人気を背負ったイソノルーブル。
しかし、女神の悪戯か、運命か・・・
スタート前に彼女は落鉄(蹄鉄を落とす)してしまいます。

陣営は、なんとか蹄鉄を再度打とうとしますが、激しい気性の彼女がそれを許さず、
彼女は蹄鉄をはかずにスタートを切ることに。 

結果はシスタートウショウの5着・・・
思わぬ不運が連勝に土を付ける形となってしまいました。

続くオークス。
2400mの過酷なレース。1番人気は桜花賞馬シスタートウショウ。
逃げ馬であるイソノルーブルは大外枠という不利もあり、4番人気に。

しかし、彼女は逆境を跳ね返し、シスタートウショウの猛追を振り切り、鼻差の勝利。
桜花賞の無念を晴らし、見事オークスウ馬の栄冠を勝ち取ったのです。


その後、秋のエリザベス女王杯は精彩を欠き16着、
レースを征したのはもう1頭の主役リンデンリリーでした。
 
引退後にも、イソノルーブルにもドラマがありました。
実は、やっかいな病である葉蹄炎にかかり、生死を彷徨うような境遇に陥ったのです。
この病は発病すれば、ほとんどが助からない、厳しい病気です。

しかし、牧場や関係者の努力、そしてなによりもイソノルーブルの生命力が
奇跡的にその病に勝ってみせたのです。
現在でも、葉蹄炎から助かった、数少ない症例のひとつです。


イソノルーブル 211.jpg


そんな大病を患ったとは思えないくらいに、まだ元気なイソノルーブルでしたが、
昨年、今年と不受胎という事もあり、牧場の方もそろそろ繁殖は引退させようかというお話でした。
ただ、もう1頭くらい、子供をという希望もあるようです。




この年の秋、エリザベス女王杯はリンデンリリーのものとなり、
’91年 3つの冠は3頭の牝馬で分け合いました。

レース中リンデンリリーは右前脚浅屈腱不全断裂を発症するも、
ゴールまで走りぬき、残りのひとつの冠を獲ました。

この春、そのリンデンリリーは一足先に天に旅立ちました。
      ・・・この子にだけ、会う事が叶わなかったのが残念です


リンデンリリーの娘達

ヤマカツリリー
ヤマカツリリー 379.jpg
  
   父 ティンバーカントリー
   2000年2/15 生まれ 
   現在は、北海道 浦河でお母さんです。


ハナイチリン
ハナイチリン 234.jpg

   父 ボストンハーバー
   2003年 3/8 生まれ
   短距離路線でがんばってます。   








今年、スカーレットブーケはディープインパクトとの仔を無事出産したそうです。

1988年生まれのクラッシックの主役たち。
既に20年の歳月が過ぎ、それぞれが、ドラマチックな馬生を歩んできました。

この先も、みんな元気で幸せでいて欲しい。


数年後、活躍馬の血統表の中で彼女たちの名前を探し出し、
ちょっと、自慢げに、そして心から嬉しくなりたい。

そんなずっと、先の未来を密かな楽しみにして・・・



 



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※いつもご厚意で見学を許可していただいている牧場関係者の皆様へ  

 心より感謝を申し上げます。




  










 



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