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バイバイ 2008  ようやく 3 [競馬場にて]

 
バイバイ 2008  みっつめ


 
2008年はやっぱり牝馬の年 に尽きると思いますが、
もちろんがんばった牡馬だっているのを忘れちゃいけませんね。

 今回も引続き、がんばったG1ウィナーたちを振り返ります。

 
フェブラリーS  ヴァーミリアン
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  ヴァーミリアン 02 4/10 生まれ 
            父 エルコンドルパサー
            母 スカーレットレディ

フェブラリーSの後、リベンジを挑んだドバイワールドCでしたが、不可解な大敗。
その後、秋初戦に迎えた、園田競馬場でのJBCクラッシックではサクセスブロッケンや
フリオーソなどのダートの雄を従えて、堂々と勝利。
王者の格を見せ付け、JBCダート クラッシクの連覇を成し遂げました。
しかし、その後行なわれた、JCD、東京大賞典では、復活を遂げたカネヒキリの
後塵に・・・今年はカネヒキリに負けたままではいられません。

フェブラリーSの連覇を狙います。


 
高松宮記念  ファイングレン
ファイングレイン088.jpg

              ファイングレン  03年 3/7 生まれ
                         父 フジキセキ
                         母 ミルグレイン

2008年、年明けから3連勝。勢いよく、G1 高松宮記念を制覇しました。
その後は、勝ち星から遠ざかっていますが、昨年のマイルCSでは3着に入り、復活の兆しをみせました。
今年も、高松宮記念連覇を狙います(多分)



ヴィクトリアマイル マイルの新星 エイジアンウインズ
エイジアンウィンズ 211.jpg

              エイジアンウインズ  04年 3/28 生まれ
                            父 フジキセキ
                            母 サクラサクⅡ

今年は、フジキセキ産駒も大活躍しましたね。
クラッシックを盛り上げたエフティマイアも父はフジキセキでしたね。

エイジアンウインズは、体質が弱いこともあって、なかなか軌道にのれずにいましたが、
昨年の春からメキメキ頭角を現した1頭でした。
ヴィクトリアマイルでは、ウオッカを後ろに見事G1馬の栄誉に輝きました。
その後は、ずっとお休みをしていますが、
今年の目標はヴィクトリアマイルの連覇との事。期待がかかりますね。



こちらも、昨年大ブレイク、フレンチデュピティ産駒2頭
  
天皇賞(春) アドマイヤジュピタ
Aジュピタ 381.jpg

            アドマイヤジュピタ   03年 3/1 生まれ
                           父 フレンチデピュティ
                           母 ジェイズジュエリー

数えてみたら、生涯14レースしか走ってなかったのですね。
大きな勲章 春の天皇賞 を得た後、1戦するも9着。
故障で、引退となってしまいました。
今年からは、社台スタリオンステーションで種牡馬としての新しい、お仕事が始まります。

フレンチデュピティの後継種牡馬としてはクロフネがいますが、
全く違うタイプのアドマイヤジュピタ。
その子供たちがどんな風なのか、楽しみです。



   
宝塚記念 エイシンデュピティ
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      エイシンデュピティ  02年 4/9 生まれ
                  父 フレンチデュピティ
                  母 エイシンマッカレン


昨年の宝塚記念の後は、なかなか順調に行かず・・・
出走登録をしては取消し・・・と上手くいかない後半でした。

まだ、現役を続けるとの事ですから、
もうひと花咲かせて、しっかりとした種牡馬の道を作りたいところですね。



最後に
マイルCS  ブルーメンブラット
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             ブルーメンブラット 03年 2/20 生まれ
                        父 アドマイヤジャパン
                        母 マイワイルドフラワー

この写真、顔が映ってないんですけど、
私の中で、彼女の印象深い点が、尻尾のお花なんです。

パドックで見ていると、馬の尻尾にリボンや紐、洗濯バサミ?なんかつけてる馬がいます。
それは、おしゃれではなくケリ癖のある馬の印。
蹴るかもしれないから、気をつけてという合図。
それが、彼女はお花なんですよね。

大きなレースの時には馬を引く関係者も胸ポケットに花をさしていたりと、
愛情を感じるシーンでもありました。

既に母になるために北海道に旅たった彼女の一番印象的な様子を今回のラストに。




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バイバイ 2008  ふたつめ [競馬場にて]

今年もやっぱり更新が・・・
って、正月早々PCが壊れてしまったのです・・・ショック・・・

しかし!!
心機一転、新しいPCで快適に更新をサクサク行っていきたいなーと
ほんの少しやる気に満ちるもものあであります。



引き続き、2008年の回顧

バイバイ 2008 
 『 クラッシックの主役たち 』


混迷を極めた2008年のクラッシック・・・


高額配当の口火を切った桜花賞でした。

桜花賞馬 レジネッタ
レジネッタ 145.jpg

         レジネッタ   ’05 5/11
                父 フレンチデュピティ
                母 アスペンリーフ   

 12番人気で挑んだ桜花賞でした。
 単勝 48倍・・・三連単は700万馬券でした。

 春はフレンチデュピティ産駒が大活躍。


皐月賞馬 キャプテントゥーレ
キャプテントゥーレ 385.jpg

         キャプテントゥーレ  ’05 4/5
                     父 アグネスタキオン
                     母 エアトゥーレ

 牡馬クラッシックも本命らしい本命が不在。
 どの馬にもチャンス有。
 最初の1冠はキャプテントゥーレに。
 しかしながら、その後、骨折が判明し、残りのクラッシックを
 放棄せざるおえなくなりました。
 
 復帰はいつ頃になるのでしょうか。
 

樫の女王は2歳女王 トールポピー
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         トールポピー  ’05 1/30
                  父 ジャングルポケット
                  母 アドマイヤサンデー

 兄は04年のクラッシックで人気を背負ったフサイチホウオー。
 彼女は2歳女王となり、当然桜花賞でも人気になりましたが、振るわず。
 
 父は東京競馬場が得意だったジャングルポケット。
 絶好の舞台で、彼女は輝いてみせました。

 秋は鼻出血などで、出走を回避するなど心配もありましたが、
 元気にターフに戻ってきてほしいですね。
 

世代の中で、どうやら頭ひとつリード
変則2冠達成 ディープスカイ
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        ディープスカイ  ’05 4/24
                 父 アグネスタキオン
                 母 アビ

  NHKマイルCでまずはひとつ、そしてダービーで世代の頂点に登りつめたディープスカイ。
  秋は菊花賞をパスして、古馬G1へ挑戦。
  天皇賞でもウオッカ・ダイワスカーレットに続く3着、ジャパンカップでは2着と好走。
  今年の活躍も楽しみですね。


残りのひとつ
秋華賞 ブラックエンブレム
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   ブラックエンブレム  ’05 1/22
                父 ウォーエンブレム
                母 ヴァンドノワール

 桜花賞、オークスとそれぞれ違う馬が勝ち、残りの秋華賞でも人気をしたのは
 春のクラッシックで活躍した馬たちでした。
 ブラックエンブレムも春のレースではそこそこの人気をしていましたが、
 なぜかこのレースは11番人気。
 終わってみれば人気薄ばかりが連に絡み、1千万馬券!!
 3歳牝馬限定の最終戦も荒れに荒れて終わりました。


お約束?夏の上がり馬
菊花賞 オウケンブルースリ
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    オウケンブルースリ   ’05 2/24 
                  父 ジャングルポケット
                  母 シルバージョイ

 遅れてきた大物?
 オウケンブルースリのデビューは08年の4月、後のライバルたちがクラッシック戦線の
 真っただ中にいる頃です。
 
 秋のジャパンカップでも掲示板の5着。
 来年の春の天皇賞では注目の1頭ですね。
 
 派手な顔が印象的です(笑)


お姉さまを従えて
エリザベス女王杯はもうひとつのヒナゲシでした リトルアマポーラ
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        リトルアマポーラ  ’05 1/24 
                   父 アグネスタキオン
                   母 リトルハーモニー

 オークスでは1番人気に押されるも7着。
 クラッシックでは活躍できずに終わり、古馬牝馬との戦いに挑みます。
 忘れ物を取りにいきたいカワカミプリンセス、
 大きな冠を是が非でも取りたいベッラレイア・・・
 お姉さまたちを従えて、最初にゴールを駆け抜けたのはリトルアマポーラでした。



いずれの馬も2009年の競馬を盛り上げてもらわなくちゃいけませんね。


思い通りにいった馬も、そうでなかった馬も
また新しい競馬の歴史の1ページに残るように
自身のために、
たくさんの人の夢をのせて
ひたむきに走る彼らを今年も応援しよう。

そして、たくさんの感動や喜びをともに・・・
 






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バイバイ 2008   [競馬場にて]


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なんだかんだと、いろんな事に追われて気が付けば 新年・・・

 ・・・相変わらず更新が滞り、みなさんのところにお邪魔もなかなか出来ず    すみません~

2008年
みなさんにとってはどんな1年でしたか?

競馬界の2008年はなんたって『女の子』ががんばった1年でした。


バイバイ2008  
『 ガールズ パワー 』


秋のG1のスタート スプリンターズS を勝ったのは
4歳牝馬 スリープレスナイト でした。
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      スリープレスナイト  2004年 2月7日生まれ
                    父 クロフネ
                    母 ホワットケイティーディド

 今年6月のCBC賞で初重賞勝ちとなり、そのまま3連勝でスプリンターズSを征した彼女。
 ダートからの転身も見事でした。
 デビューから掲示板を外していない堅実さも持つ彼女は来年の活躍も楽しみですね。


世紀の名勝負となった 秋の天皇賞
鼻差の追い比べを征したのは ’97 ダービー馬 ウオッカ
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       ウオッカ  2004年 4月4日生まれ  
              父 タニノギムレット
              母 タニノシスター

 2007年、ダービー馬タニノギムレットにダービー馬の父の称号を贈ったのは娘 ウオッカでした。
 そのダービーから、勝利の女神にそっぽをむかれ続けた彼女。
 それでも諦めず休みなく、ドバイ遠征をこなしたウオッカに、やっと届いた贈り物が、
 この春、得意な府中で安田記念 1600mでした。
 そして、再び府中の2000m。
 震えのくるような天皇賞は牝馬同士のデッドヒート。
 ダイワスカーレットとの長い長い写真判定の後、名前を一番上に書かれたのはウオッカでした。
 
 来年はどうやらドバイのリベンジとなりそうです。
 是非、ウオッカらしいレースで、嬉しいニュースが聞きたいものです。




秋のマイル戦
並み居る牡馬たちを蹴散らしたのは ブルーメンブラット
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        ブルーメンブラット  2003年 2月20日生まれ
                      父 アドマイヤベガ
                      母 マイワイルドフラワー

 2008年春のヴィクトリアマイルを3着するなど、力をつけてきたブルーメンブラット。
 秋には府中牝馬Sで、G1馬カワカミプリンセスを押さえ、初重賞制覇。
 陣営は牝馬限定G1エリザベス女王杯ではなく、距離適正のあるマイルCSを選択。
 その選択が正解となり、彼女は晴れたG1馬に。
 そして、その栄冠を最後に、母になるために予定通りに引退してしまいました。

 大きなお土産を手に、彼女は北海道へ風のように帰って行ってしまいましたが、
 数年後、彼女の子供を応援できる日を楽しみにしましょう。


気が付けば秋の古馬混合G1を勝利した牡馬はこの2頭・・・

ジャパンカップ 遅れてきたヒーロー スクリーンヒーロー
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               スクリーンヒーロー  2004年 4月18日 生まれ
                             父 グラスワンダー
                             母 ランニングヒロイン

 2008年の前半は条件戦を戦ったいたスリーンヒーロー。
 何かをきっかけに、グンと成長するのは人間も馬も同じ。
 メキメキと力をつけ、アルゼンチン共和国杯で初重賞勝利した勢いのまま、
 続くジャパンカップでG1馬となりました。

 彼の祖母は活躍したダイナアクトレス。
 父のグラスワンダー産駒の勢いもあり、2009年も楽しみな1頭ですね。


ジャパンカップダート 復活の カネリヒキ
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             カネヒキリ 2002年 2月26日 生まれ
                     父 フジキセキ
                     母 ライフアウトゼア
 
 この強さはなんだろう!!
 長期休養、手術・・・屈腱炎という難しい怪我を抱えながら、
 復活し、ダートの王ヴァーミリアンや新鋭サクセスブロッケンをさておき、
 ジャパンカップダートというG1を勝利。
 そして、続く東京大賞典(大井)でも!
 
 その力強さ、精神力・・・全てに感服します。
 
 2009年も足元の不安を抱えての戦いとなりますが、
 どうか、無事でまた強い、カネヒキリが見ることが出来るよう願ってます。



そして、最後のドリームレース 有馬記念を制したのも今年を象徴するように
牝馬 ダイワスカーレット でした。
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      ダイワスカーレット  2004年 5月13日 生まれ
                    父 アグネスタキオン
                    母 スカーレットブーケ

 37年ぶり(トウメイ 以来)の牝馬による有馬記念制覇となった今年。
 実に、危なげないレース、ダイワスカーレットの一人舞台でした。
 脅威の連体率100%は続きます。

 自分でレースを作れる、彼女の強さの前に、牡馬は出る幕ありませんでしたね。

 2008年の有馬記念。
 私の手元に残ったのは、記念で買った ダイワスカーレットの単勝馬券(100円)だけでしたが、
 これは宝物です。 
    ※ 同じく、2007年 ダービー ウオッカの 単勝記念馬券と共に大切な宝物(n_n)

 
 今年はアクシデントで出来なかった海外遠征ですが、
 2009年は海外で3戦が予定されているとの事です。
 久しく、日本馬の海外での勝利がないので、是非、強い女の子で
 嬉しいニュースを届けて欲しいものです。 

 

 ダイワスカーレットとウオッカ。
 常にどちらが強いかと、ファンの間では争われてますが、
 レースのスタイルも個性も違う2頭。
 そんな強い牝馬をリアルタイムで見れるなんて幸せですよね。

 2頭が同じ世代であることは
 それぞれに、不幸でもあり、幸せでもあります。
 強いライバルがいるから、その強さも、ドラマも際立つ。

 それぞれが、稀代の名牝。

 彼女達の素晴らしい成績は競馬史に、
 そして、2008年の天皇賞(秋)と共に、ファンの記憶の中に
 生き続け、語られるはず。

 
 競馬って楽しいな。
  

 2008年も
 たくさんの感動を与えてくれた馬に
 そして関係者の皆さんに心から感謝します。

 
                   バイバイ 2008  続く・・・
  
 
 
 
 

 
 



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息もつけない1000Mの後は・・・ [競馬場にて]


梅雨明け早々、
今度は、新潟競馬場に行ってきました。
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車で延々と5~6時間走り、到着した新潟競馬場

メイン重賞は日曜日 新潟の直線1000M重賞 アイビスサマーダッシュ



メイン競走のパドックです。

1着 カノヤザクラ
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      04年 3/31 生まれ 
      父 サクラバクシンオー  
      母 ウッドマンズシック

『夏は牝馬』という競馬界では格言?があります。
当然、このレースも人気上位は牝馬でした。
そして、レースを征したのもやはり 牝馬 カノヤザクラでした。

アイビスSDが初重賞制覇となったカノヤザクラ。
父のサクラバクシンオー譲りのスプリント力で、直線1000Mのレースを勝ちました。

このところ、人気になるも、なかなか成績を残せないでいましたが、
これを機に短距離戦で活躍してもらいたいですね。

いまはもう、この世にいない、昨年の勝ち馬 サンアディユの分も頑張ってもらいたいです。


2着 シンボリグラン
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      02年 5/18 生まれ
      父 Grand Lodge
      母 Valixa
            05年 CBC賞 1着  

いつも、堅実に走るイメージのシンボリグラン。
今年に入ってからの成績が振るわなかったせいか、10番人気と低評価でしたね。

パドックではとてもいい雰囲気で、可愛らしい顔をこちらに向けてくれる愛想良しです。
ブリンカーしてますけど、ばっちりカメラ目線です!!



3着 アポロドルチェ
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      05年 4/10 生まれ
      父 Officer
      母 Summertime Val
            07年 京王杯2歳S  1着

昨年の年末から今年の春まで、少し低迷していましたが、前前走から復調!
私の軸の1頭が彼でした。(なのにもう1頭が来ず・・・馬券は外したのでした・・・涙)
 ※ このレースは前走1着馬が連に必ず絡むデーターがあるそうです!
   唯一の前走勝ち馬がアポロドルチェでした。
   是非、来年のレースの参考に(n_n)

1000Mは少し短いし、忙しすぎると思いますが、
是非スプリント界を引っ張っていく存在になって欲しい1頭です。

     
日曜、メイン以外にも個人的に楽しみだった土曜最終レース


1着 アブソリュート
アブソリュート 177.jpg

      04年 3/7 生まれ
      父  タニノギムレット
      母  プライムステージ

父も母も好きな馬だったので、注目の1頭でした。
’07年 3歳の1月デビューし、2連勝するも、その後なかなか500万を勝ち上がれずにいましたが、
ようやく、どうにか順調に進み始めた感じがします。

なかなか、ルックスも好みです。
今後も応援してますよ~。



最後に新潟競馬場で、こんな懐かしい顔にも会いました。
誘導馬 となった カフェボストニアン
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     ’99年 2/23 生まれ
     父  ボストンハーバー
     母  Libby Lee






8月末の北海道(また!?) まで、しばらく楽しみがお預け状態となります。
この暑さを乗り切れるか・・・ちょっと心配ですが、
元気に北海道で馬に会うためになんとか、がんばらねばなりませんね。


暑い中、馬たちもがんばってますからね!







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最初と最後は同じ!? [競馬場にて]

翌日の日曜日、重賞を控えた福島競馬場に行ってきました。
※特にお目当てがあったわけでもなく(笑)

今回は北海道の記事をお休みして、福島競馬場での記事です。
 (なかなか更新できていないので、溜まる一方です・・・って自分が悪いっ!)

福島競馬場にやって来たのは3回目。
夏は初めてです。
重賞もない土曜日ですが、朝からかなりの人手。
家族連れもたくさん見かけます。
明日は七夕賞のせいか、七夕の飾りが飾られていました。

コンパクトなローカル競馬場は、馬との距離がとても近く感じられます。
福島競馬場もコンパクトでぎゅっとした感じ。
今回は福島競馬場での障害競走(ジャンプ)をはじめて生観しました。

障害レースの前は必ず、返し馬(レースの為に馬が馬場に出て体を慣らしスタート地点近くまで走ります)
の時に、障害の前に馬を連れて行き、こんな風に馬に今日は障害を飛ぶんだよと教えます。
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ここは通常、レースは右回りですが、障害レースは芝コースを左周りでスタートしますが、
ゴールするときは右回りなんです。

スタートして最初の障害は第1障害であり、最終障害でもあるんですね。

第1障害を次々と飛越する馬たちの姿です。
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ざざっと音が聞こえます。
中には土台の部分に蹄を引っ掛けたのか、足をぶつけたのか、
『ゴンっ』という音を立てて飛び越していく馬も。
あまりにも、互いに近い距離で沢山の馬が飛ぶものですから、
全馬、無事に飛越するまで、はらはらします。



最終障害を1番で飛越するのは、このレースの勝馬 ローレルハンバーバ
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ローレルハンバーバは12番人気だったので、びっくり単勝万馬券でした。
もちろん、当たってません(笑)

障害レースは落馬などの危険も多いので、見ている方もとても緊張します。
でも、障害を飛越する馬は美しく、迫力が満点ですよ。




土曜の福島競馬場にはこんな馬達がレースに出走してました。

テレビユー福島賞のパドックより


兄弟に負けるな レッドバトラー
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2002年4月9日生まれ
父 サンデーサイレンス
母 スカーレットブーケ
そう、ダイワメジャー、ダイワスカーレットの兄弟です!

5番人気を跳ね返し、立派に1着でゴールを駆け抜けました。
地道に、積み重ね、兄や妹に少しでも近づけるといいですね。


くりくりの目がかわいい、エイシンパンサー
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2005年3月26日生まれ
父 コロナドクエスト
母 ナナコフレスコ

3歳牝馬の彼女が1番人気になりましたが、結果は3着。
初めて、古馬に混じってのレースでしたから、よくがんばりました。
私も、彼女とは初対面(笑)
なかなか、キュートで、写真写りもなかなかです。
はるばる、福島に来て良かったな~と(n_n)


馬券はメタメタで終わりましたが、楽しい福島競馬場でした。

夏競馬真っ盛り!!

みなさんも、この夏どこかの競馬場に足を運んでみたらいかがですか?

新しい発見やちがった競馬場の楽しみが見つかるかもしれません!!











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ひとつめ  [競馬場にて]

ご無沙汰しております。
PCのネット環境不備のため、長らく更新をお休みしてしまいました。

お休みしている間に、桜が咲き、そして散り、
クラッシックロードのスタートはきられ、
桜花賞そして皐月賞が無事終了しました。

もう、今週末からは次のオークスに向けてトライアルがはじまります。

のんびりなんてしてられない!


『 Congratulations !! 


4且20日 肌寒い曇り空の下ではじまった日曜 中山競馬場のレース
時折、小雨が落ちるものの
心配された馬場もどうやら良発表までも持ち直した。

選ばれし精鋭たちが、同世代の頂点を目指し
今年もクラッシック 3冠の最初の1冠のスタート

皐月賞・・・最も速い馬が勝つといわれるレース


結果、今年も7番人気、
そして逃げた馬が勝ちとなった皐月賞。

父 アグネスタキオン と親子制覇となった2008年の皐月賞馬は
母 エアトゥーレ 譲りの芦毛の キャプテントゥーレでした。
キャプテントゥーレ 274.jpg

皐月賞でのパドックです。
馬体重は減ってましたが、落ち着いて、なかなか良く見えました。

キャプテントゥーレ  
父 アグネスタキオン 母 エアトゥーレ  2005年 4月 5日生まれ

母エアトゥーレも’01年の阪神牝馬Sや’02年フランス遠征でモーリス・ド・ゲスト賞(G1)2着
など活躍しましたね。

皐月賞馬の称号を得て、さて2冠目というところですが、
残念ながら、キャプテントゥーレの骨折が判明。
全治9ヶ月との事、しばらく休養を余儀なくされるようです。



キャプテントゥーレ 247.jpg

こちらは前走 弥生賞でのパドック


そして、これは記念すべき初勝利を上げた7月の小倉の未勝利戦での輪乗り姿
キャプテントゥーレ 036.jpg

約、10ヶ月ほど前の姿になりますが、いまよりも少し黒っぽいですね。



絶妙のスローペースで逃げ切った皐月賞
ダービーはどんなレースを見せてくれるのか楽しみでしたが、
残念です。
先ずは、きっちりと治して、
また元気にターフに戻ってきてもらいたいですね。




 



最後に今年の桜花賞馬にも祝福を!

4/16 阪神競馬場 
混戦と言われる中、びっくり波乱の馬券をもたらした
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桜花賞でのパドックです
 父 フレンチデュピティ  母 アスペンリーフ  2005年5月11日生まれ

小さな女王 という名をもらった彼女は、桜の舞台で輝く本物の女王となりましね。



桜花賞馬・皐月賞馬は決まりました。
次のオークス・ダービーはいずれもレースの様相が変わります。
東京競馬場で行なわれる2400mチャンピオンディスタンスのレース。

昨年は、桜の女王(ダイワスカーレット)が不在となったオークスを征したのは ローブデコルテ。
そして、ダービー馬となったのは牡馬を引き連れて、府中の直線先頭で駆け抜けたのは 
牝馬 ウオッカ でした。



今年のドラマの結末は・・・











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パドックパレード 5 [競馬場にて]

いよいよ桜の季節・・・

来週の短距離古馬 G1 高松宮記念 のスタートを合図に
春本番、もうすぐクラッシックの季節がやってきます。


今回はパドックで華やかに馬たちを彩る、メンコのみに焦点をあててみました。

『パドックパレード Ⅴ ファッションリーダーを探せ その2 』

最近は、メンコもカラーやら素材やバラエティに富んでますね。
シンプルなもの、かわいらしくデザインされたものなど
厩舎やまた個人的なものまで様々です。


中にはこんな、一目でオーナーがわかる勝負服と同じデザインのメンコがあります。
勝負服と併せてのコーディネイトでお洒落度UPです。



ブルーが印象的なアドマイヤさんのメンコ         こちらは赤と黒で力強いエイシン(エーシン)さん
   
                アドマイヤオーラ                    エイシンデビュピティ

アドマイヤの馬といえば、このブルーのメンコ!      こちらも、エイシンといえば!ですね。
というくらいお馴染みですね。                  



オーナーブリーダーさんは、牧場のイメージカラーもその勝負服のカラーだったりもします。
厩舎の屋根の色に使われてたりね。



こちらも勝負服とおそろいですね。
   
                    スィープトウショウ                   メイショウレガーロ

トウショウさんのメンコです。                    こちらはメイショウさん。
同じトウショウさんのメンコでもトウショウナイトなどは     鮮やかなブルーとピンクが印象的ですね。
いつもシンプルなメンコですよね。                 足のバンテージの色もお揃いです。


メンコは所属の厩舎や担当厩務員さんの好みが反映されているのかな。
※勝負服と併せたメンコもあれば、また、所属の厩舎がすぐわかるメンコもありますね。



なぜだか『忍』がトレードマーク                      四葉のデザインがオシャレですね
   
                   ヤマニンアラバスタ                    フライングアップル
※そうそう、先日、アラバスタ以外の『忍』のメンコみました。



こんなメンコもあります。
勝負服の絵柄が付いたメンコ(n_n)

                                                マヤノライジン



かわいいピンク色に小さなハートが女の子らしい     どこぞの野球チームを思い起こさせるような(笑)
   
                    ハロースピード                       パッションレッド



いかがでしたか?
お楽しみいただけましたでしょか。

まだまだ、たくさん面白メンコや、かわいいメンコ、たくさんありますので、
いつかまた、続きを載せたいなと思ってます。

皆さんのお好みはありましたでしょうか。

私の好みは・・・
本当のところ、私は素顔のままの馬が一番なんですけどね(n_n)




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次の世代へ・・・次の世界へ 3 [競馬場にて]

3月・・・

人間の世界と同様に春は別れの季節でもあります。

繁殖シーズンを前に、競走生活を終え、牧場に帰ってゆく(特に牝馬)競走馬が多い時期でもあります。

無事に帰ってゆくことが出来る幸せを思いながら

次の大事なお仕事にかかる、彼ら彼女らにエールをおくります。



長い競走生活を終えたノボトゥルー  
ノボトゥルー 272.jpg
父 Broad Brush 母 Nastique
無事是名馬・・・’96年 3/27 生まれ 
そう、なんと12歳まで元気に現役を続けたノボトゥルーは先日のフェブラリーSを最後に引退。
競馬場を去り、北海道で種牡馬となるべく、旅立ちました。

’98年にデビューし、’01年にはフェブラリーSを征しG1 馬となりました。
その後も、地方交流戦などで活躍。
長い間、楽しませてくれました。

心から『おつかれさまです』


コイウタ
コイウタ 010.jpg
父 フジキセキ 母 ヴァイオレットラブ  ’03年 2/24 生まれ
’06 クイーンC  ’07 ヴィクトリアM

昨年、ヴィクトリアマイルで12番人気の低評価を覆し、見事G1馬となったコイウタ。
その後はアメリカ遠征をするなどもしましたが、なかなか成績が上がらず、
先日の東京新聞杯の10着を最後に競走生活を引退しました。



デアリングハート
デアリングハート 268.jpg
父 サンデーサイレンス 母 デアリングダンジグ  ’02年 3/9 生まれ
’06 クイーンS 府中牝馬S  ’07 府中牝馬S

桜花賞 3着、NHKマイル 2着・・・G1馬の称号は獲得できませんでしたが、なかなか堅実な成績を残しました。
特に、府中は合ってましたね。
今年最初のG1 フェブラリーSで砂のG1に挑戦。7着という成績を最後に彼女も北海道へ。



ディアデラノビア
画像 182.jpg
父 サンデーサイレンス 母ポトリザリス  ’02年 1/28 生まれ
’05 フローラS ’07 京都牝馬S  愛知杯

デアリングハートと同じく、コンスタントに重賞に出走し、堅実な走りを見せてくれましたね。
香港やアメリカにも遠征するなどし、ファンを楽しませてくれました。
今年の中山記念に登録があったものの、回避し、そのまま引退のようです。

重賞競走の常連だった存在が去るのは、少し寂しいですが、いい仔を産んで数年後彼女達の子供達が
競い合うのを楽しみにしたいと思います。




最後に、重賞ウィナーにはなれませんでしたが、ひっそり引退した、
私の思い入れのある1頭を

ピサノグラフ
ピサノグラフ 041.jpg
父 サンデーサイレンス 母 シンコウラブリィ  ’02年 3/21 生まれ

母はスプリント・マイル路線で活躍したシンコウラブリィ。
2002年、まだ北海道へ牧場見学を毎年行くようになり始めた頃(1年に1回の大イベントでした)に
シンコウファームを見学させていただきました。
もちろん、シンコウラブリィに会うために。

牧場見学は基本的にスタリオン(種牡馬)が主になります。
繁殖牝馬の見学が行なえる牧場、とても限られていますし、また事前の調査・連絡が欠かせません。
まだまだ、見学初心者だった頃の私にとって、初めての生産牧場の見学だったと思います。

スタリオンとは全く様子が違う、生産牧場。
そして、現役の頃のように、可愛いらしかったシンコウラブリィの側に寄添っていた小さな牝馬・・・
その仔が後のピサノグラフでした。

牧場で出会った仔馬に、数年後、競馬場で再び会う。
その嬉しさを味あわせてくれた最初の競走馬が彼女でした。

母のように華々しい成績は残せずとも、私にはとても印象深い1頭となりました。

また、いつか、今度は彼女の子供と競馬場で会えることを楽しみに待ちたいと思います。




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いざっ! [競馬場にて]

次の日曜日 
今年一番最初のG1 フェブラリーSが行なわれます。

毎週土日、中央競馬で行なわれるレースは、ひとつの競馬場で1日12レース。
                               ※12Rないときもあります。

人間にとっては12分の1レース。
馬にとっては、最初のレースであったり、
最後のレースであったり・・・

それぞれに、馬たちはただひとつのものを目指して戦います。

いざ 戦いの場へ

 

  淡々と戦いを挑む馬もいる

  人の思いも背負いながら・・・・
 
  誰かの夢も乗せながら・・・

  スタートを前に

  彼等もはるかゴールを見据えているのだろうか・・・
  

  悠々と周回するもの

  荒々しく、気合をみせるもの

  目指すはひとつ・・・
 

  12レース 

  大きなレースも、小さなレースも
 
  勝利を掴むのは12頭の選ばれし者のみ・・・

  
  さあ
  
  ゴール最初に駆け抜けろ!!




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次の世代へ・・・次の世界へ 1 [競馬場にて]

2007年ももうすぐフィナーレ。
競馬界もいろんな事があった1年でした。

今日も、来年も今年以上の活躍をするために、調教をつむ馬・・・
明日にむけて英気を養うため、休養に出る馬・・・
未来の名馬を目指し、これからデビューする馬・・・

そして、2007年を最後にターフを去った(去る)馬たち・・・
そんな彼ら彼女らを振りかって
新しい生活にエールを送ります。

ダイワメジャー

有馬記念の3着、そして当日の引退式を最後に北海道へ帰ったダイワメジャー。
G1を5勝、父サンデーサイレンス 母スカーレットブーケ、妹はダイワスカーレット
という血統、また雄大な馬体がこれからスタートする種牡馬生活には
大きな後押しとなる事でしょう。

スイープトウショウ

一足先に故郷 北海道のトウショウ牧場に帰り、母になるべく準備をしているスイープ嬢。
ハーツクライやゼンノロブロイの強い牡馬を従えて勝った、05年宝塚記念が忘れられませんね。
同期のダイワエルシエーロはもうすでに、お母さん。
ダンスインザムードやヤマニンシュクルはもうすぐ母になります。
もちろん、まだ現役でがんばるヤマニンアラバスタ。
この世代の牝馬はなかなか骨のある子が多かったですね。

フサイチパンドラ

残念ながら、出走予定だった有馬記念を回避し、引退となったフサイチパンドラ。
昨年のエリザベス女王杯はすっきりしない勝ちのG1獲得となりましたが、
どのレースでも安定した走りをする堅実派でした。
牡馬と混じっても札幌記念などで結果も残せる実力も持っていました。
パドックでも常にオシャレして、なかなか目だってましたね。

 

すでに、新しい生活を始めているもの・・・
これから始めるもの・・・
来年、北海道で会える馬もいれば
もう2度と会えない馬もいます・・・
少し寂しく思いつつ
すべてのサラブレッドたちに、輝かしい未来が待ち構えている事を願い
送り出したいですね。



※次回も引き続き、引退馬達を振り返りたと思います(n_n)





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